掃除 教訓

洗濯機を洗濯する《掃除しろ》

洗濯機イメージ

洗濯、、、それは汚れた衣類などを洗って清潔にすること。
じゃあ洗濯機を洗濯するってどんな日本語だよ!って話なんだけど、要は洗濯機を掃除して清潔にしておこうということが言いたい。
「洗濯機を洗濯する」ついて紹介する。

結論|洗濯機もきれいであるべき

洗濯は「服がきれいになったかどうか」ばかりにフォーカスしがちである。そもそも洗濯機が汚ければ、衣類がきれいになったとはいえないのに。服をきれいにするための洗濯機については関心が持たれなさすぎ。

人間に例えるならば、「汚い洗濯機で洗濯する」=「湯垢やらピンク汚れやらカビだらけの浴槽でお湯に浸かって、仕上げのシャワーを浴びずにお風呂からあがる」のと同等。これを嫌だと思うか平気だと思うかは人それぞれだけど、衣類は同じことをされている。

衣類をきれいにするには、そもそもの洗濯機がきれいであるべきである。

人は失敗から学ぶ

後悔イメージ

私は洗濯機は毎日まわす派である。ちなみに我が家は縦型洗濯機(PanasonicのNA-FA100H9)。洗濯すると糸くずフィルターにゴミが溜まっていくんだけど、糸くずフィルターのゴミ捨ては、ゴミがぱんっぱんっになるまで放置していた。ときどきゴミを捨てることはしていたんだけど、汚れた糸くずフィルターを見て見ぬふりをしてそのまま使い続けた。そうして蓄積した汚れを見てある時後悔する。こんなに汚くなる前になんで掃除しなかったんだろう。
しかも糸くずフィルターを掃除したら、洗剤ケースも気になりだした。我が家の洗濯機は洗剤ケースが取外しできるんだけど、まるまる取外してみると驚愕した。洗剤ケースも、洗剤ケースがはまっていたスペースのどちらも、「カビだらけ」である。
洗濯機に対する見方が変わった。洗濯機はお手入れしないとカビ拡散機と化すのである。
こうした後悔が大きかったからこそ、そこから得た学びは忠実に実行できているし継続もできている。

掃除関連の記事ではおなじみ

  • 酷く汚れた状態から綺麗な状態に戻すのは手間がかかる
    (軽く汚れた状態から綺麗な状態に戻すのは簡単)
  • 「水」を扱う製品はお手入れが必須である

どんなお手入れが必要なのか

各部のお手入れ方法を一覧にしてみると下記の通り。洗剤ケースをはめるところは給水口と記載している。

箇所頻度方法
糸くずフィルター洗濯のたび糸くずをとる
洗剤ケース汚れたら水洗い
洗濯槽月1回衣類用塩素系漂白剤で洗う
排水口月1回糸くずをとる
給水フィルター水の出が悪くなったらフィルターのゴミ取り
風呂水フィルター風呂水の給水が悪くなったら分解して水洗い
本体柔らかい布で拭く
給水口

私なりのお手入れ戦略

やらない(お手入れしない)

「お手入れ方法を検討しているのに、最初の項目が”やらない”っておかしいだろ」って思うかもしれないけど、お掃除(お手入れ)は考え始めるとキリがないので、やらなくても問題ない箇所(重要ではない箇所)は省く

ということでやらないのは「給水フィルター」、「排水口」、「風呂水フィルター」

我が家の洗濯機の場合、給水フィルターは3年近くノーメンテだけど別に問題なく使用できている。排水口も同様に3年近くノーメンテだったけど、念の為確認してみたら糸くずは溜まってなかった。3年ノーメンテで問題ないからきっとこの先も大丈夫だと思ってる。そしてそもそも風呂水は使ってないので風呂水フィルターはメンテ不要。

洗濯の都度

毎回の洗濯後に糸くずフィルターの糸くずを捨てる。また我が家は浴室で衣類乾燥機を使用しているので、糸くずフィルターと洗剤ケースも一緒に乾燥させる。これだけでカビは全然発生しなくなった。乾燥は大事。大学生時代に街中で”極度乾燥しなさい”ってダウン着てる人いたけど、改めて大事なことを教えてくれていたんだなと思う。

箇所方法
糸くずフィルター糸くずを取る&乾燥
洗剤ケース乾燥
パーツ乾燥
浴室での衣類乾燥と一緒に乾燥。これだけでほぼカビは発生しなくなった。

月1回

ここからが少し面倒かもしれないけど、洗濯機の清潔のための踏ん張りどころ。と言っても洗濯槽は洗浄液入れてお手入れモードで運転するだけだし、その他の箇所はキッチンハイターで泡まみれにしてブラシで擦るという単純なもの
ただし下記清掃方法は私なりの清掃方法なので、洗濯機の取扱説明書確認の上自己責任でお願いします。

箇所方法
洗濯槽塩素系洗濯槽洗剤で洗濯槽を洗浄する。洗濯機に洗濯槽お手入れモードがあるので、モード通りに運転する。
糸くずフィルターキッチンハイターで泡まみれにして5分放置。からのハブラシでこすり洗い。
洗剤ケースキッチンハイターで泡まみれにして5分放置。からのハブラシでこすり洗い。
給水口キッチンハイターで泡まみれにして5分放置。からのハブラシでこすり洗い、水で流す。

糸くずフィルターと洗剤ケースについては、洗濯槽を塩素系洗濯槽洗剤で洗浄するときにに一緒に突っ込んで洗浄する手もある。だけど破損する可能性がある上に、一度やってみたけど、やはり個別に洗ったほうがきれいになるので私はおすすめしない。

パーツ分解清掃状況
分解してキッチンハイター&ブラッシング
給水口清掃前
洗剤ケースがはまっているところ、、、カビなどの汚れが悲惨、、、
(お手入れしないと生じる悲惨さを伝えるためにしばらくの間放置しておきました)
給水口清掃中
キッチンハイター様で泡まみれ
給水口清掃状況
鏡を駆使して磨き残し防止
給水口清掃完了
水で流して完了。綺麗さっぱり。

その他基本事項

洗濯機の蓋は閉めない

洗濯機蓋開放

カビは湿度が高いところに発生しやすいのは感覚としてわかる。密閉されている(風の通りが悪い)ところに発生しやすいのもわかる。であれば、洗濯機の蓋は閉めないほうがいい。洗濯する時以外は蓋は常に開けっ放しにしている。

洗濯直前まで衣類は洗濯機に入れない

洗濯物溜め込みイメージ

洗濯槽はなるべく高い湿度にしておきたくない。乾燥した状態が理想である。
洗濯直後に汚れた衣類を洗濯機の中に入れることはあまりないとは思うが、1日着用した服を洗濯機に突っ込むのはやりがちだと思う。朝洗濯すれば夜には洗濯槽は乾燥してるんじゃないの?と思うかもしれないが、実際どうなってるかは正直よくわからない。だが考え方としては、洗濯槽が乾燥しきっていないとして、洗濯槽の乾燥のために衣類を入れないのが賢明である。衣類を入れっぱなしにしておくと、洗濯槽の乾燥を妨害する原因になりかねない。洗濯槽の風通しも悪くなる。

まとめ|洗濯機も洗濯して、衣類を清潔に洗う環境を整える

衣類清潔イメージ

いい香りの洗剤に、いい香りの柔軟剤、、、自分の好きな香りを纏うのは気分も高まる。入浴後に体を拭くタオル。ふっかふかだと最高に気持ちいい。洗濯は最高である。
でもそれ以前にやらなきゃいけないことがあるかもしれない。衣類をきれいにするには、そもそもの洗濯機がきれいであるべきである。

ちなみに長期間お手入れしていない人は覚悟したほうがいい。おそらく衝撃的なくらい汚れていると思う。一度見てしまったらもう見て見ぬふりはできない。洗濯機を定期的にお手入れすることで、「洗濯」を意味あるものにしてもらいたい。

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