
朝活、、、それは早起きして自分の好きなことに時間を使い、有意義な時間を過ごすこと。
私は朝4時に起床する生活を5年間続けている。それまではずっと24時近くに就寝する生活をしていたんだけど、不思議なものであっさりこの生活に適応できた。
そんなに朝早く起きてどうするのか。答えは夜の時間帯にしていた自分のやりたいことを朝やるという割と単純なことなんだけど、朝活にしてよかったことはたくさんある。
朝活で自分時間を楽しむことについて説明する。
朝活を始めたきっかけ

朝活を始めたのは第一子の妊娠が判明したタイミングである。
それまでの生活というと、仕事が終わればジムに直行し2時間のトレーニングとシャワー。帰宅して晩ご飯を作って食べ、就寝時間は24時近くになる生活をしていた。
妻は仕事柄帰宅時間が21時近くだったので、妻と二人暮らしであればその生活で成り立っていた。
だが第一子の妊娠が判明してからは変わった。私の中で責任感が芽生えたのだろう。自分のことを「好きなことばっかりしている自分勝手なヤツでしかない」と思えてきたのだ。子どもが生まれるのに仕事終わりに2時間もジムで筋トレなどできるはずがない。もっと子どもと向き合え。
仮に妻や生まれてくる子どもの立場になって考えてみても「自分の好き勝手して家にいない父親イヤだよな」と思えてきた。
とはいえ自分の好きな時間も確保したい。そこで考えたのが「朝活」だったのだ。「家族が寝ている間に筋トレを済ませれば、迷惑をかけずに済む。」、「早起きするには早寝する必要がある。家族みんなで早寝の習慣がつく。」と考えた。
朝活生活がスタートする。
朝活のメリット
早寝の習慣が身につく

朝活は睡眠時間を削って時間を捻出するわけではない。睡眠時間は今まで通りにし、その睡眠時間帯を前倒しするのだ。前倒しすると必然的に早寝せざるを得ない。
自分が知っている睡眠のゴールデンタイムは22時〜2時である。でも最近は色々な説があって、自分の知っているゴールデンタイムは通説ではないみたいなんだけど、それでも22時〜2時の間に寝ていることは大事にしたい。
健康や子どもの成長の面でもそうだけど、基本的には会社、学校などは決まって朝から動き出す。それはこの先も変わらないだろうし、朝が得意になって欲しい。22時にはしっかり寝ていれば朝も自然と目が覚めるだろうと思う。
満足感が向上し前向きな気持ちになれる

仕事でおよそ8時間も拘束されればそれなりに体力、気力を消費する。仕事後にジムに通っていた時は、集中力がなかったり、いつもの重量が挙げられなかったりしたことがあった。最悪の場合、残業でジムに行けない日もあった。
それが朝活するようになってからは体力が満タンの状態で筋トレをすることができるようになり、筋トレをより楽しめるようになった。しかも朝の時点で筋トレが完了しているので、残業が理由でジムに行けないストレスもない。
仕事で体力、気力ともに消耗した状態で自分が好きなことをする必要がなくなるうえに、朝から好きなことができた満足感で1日がスタートするのはとても前向きな気持ちになれる。
時間の制約により集中できる

夜に何か作業を始めて、睡眠時間を削ってしまった経験はないだろうか。夜は睡眠時間を疎かにし「まだ時間があるから大丈夫」とか「もう少しやれそう」という気になりやすいと思う。そして多くの場合は睡眠時間が削られようとしているのに、「時間に余裕がある」という錯覚が生じ、その錯覚は焦りなどの適度なストレスをなくし集中力の低下を招きがちになる。結果、翌日は寝不足になるためパフォーマンスが最悪になり、後悔したことがある人も多いと思う。
一般的な会社員や学生であれば、平日は仕事や学校という大事な予定が控えている。その予定は時間が決められていて変更することができない。だからこそ睡眠時間をしっかり確保でき、後ろに時間を引き延ばすことのできない朝活であれば、限られた時間の中で集中力を持って取り組むことができるのではないだろうか。
(参考)私の就寝〜朝活ルーティン
◆20:30【就寝】
子どもの就寝に合わせて一緒に寝る。遅くて大体この時間。子どもを寝かしつけてから途中で起きて自分時間を確保することもできるけど、眠気と闘いながら子どもが寝るのを待つのは辛いし、起きようと頑張っても大抵の場合は寝てしまう。であればしっかり睡眠時間を確保して朝活に備えようという作戦。
◆4:00【起床】
慣れてくると自然と目が覚めるようになった。なんなら4時前に目が覚める。夏はそこそこ外が明るいけど、冬は真っ暗。
起床したらまずは筋トレに向けたエネルギー補給をする。プロテイン+マルトデキストリン+シトルリンを混ぜたドリンクを飲む。
◆4:00〜5:00【掃除、読書、勉強】
補給したエネルギーが体に吸収されるのを1時間ほど待つ。待ち時間を無駄にしないよう、私は掃除や読書、勉強の時間にあてている。音を立てると家族の睡眠を妨害してしまうので掃除機はかけられない、そのため掃除は水回り中心に行い、掃除をして余った時間は読書や勉強の時間にあてる。
◆5:00〜5:50【筋トレ】
エネルギー補給から1時間後、筋トレを開始。筋トレはホームジムで行なっている。トレーニング中はBCAAを摂取。時間は1時間弱と短めのため、丁寧に動作したり、インターバルを短くしたりするなど工夫しながら行なう。
◆5:50〜6:10【シャワー、身支度】
筋トレをした後にシャワーを浴びて体を清潔にする。筋トレ後のシャワーはなぜかいい男になった気になる。その後髪型のセットなど身支度をしてさらに気合いを入れる。
◆6:10〜6:30【朝食準備】
筋トレをしていると食事、栄養へのこだわるようになる。その結果、基本食事は私が担当している。家族が起きてくるまでに朝食を準備する。
以降会社に出社するなど普段通りの生活。
まとめ|朝活で自分時間を楽しもう

人間には朝型の人、夜型の人がいるというから、必ずしも朝活をオススメするわけではない。
けれども今の私みたいに子どもの就寝時間に合わせて寝ていて朝活とも相性がバッチリな人であったり、夜更かししてしまう自分を変えたいと思っている人にはぜひ取り組んでみてほしいと思う。朝から好きなことをするだけでとても前向きな気持ちになれる。
もし朝活が合わなかったら今まで通りの生活に戻せばいいだけ。自分に合うか合わないかはチャレンジしてみないとわからない。