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突然だが、麦茶は買う派?それとも作る派?もし麦茶を作る派なら気をつけて欲しい。麦茶は思ってるよりも繊細なのだ。
ちなみに我が家では麦茶パックを水出しして麦茶を作っている。というのも平日は子どもが園に持っていく必要があるからだ。一方でペットボトルのお茶2Lを箱買いして水筒に入れて持っていく方法もあるけど、やはり麦茶パックでお茶を作るよりはコストはかかる。
そんなことから麦茶は作る派なんだけど、気をつけてほしい事象が発生したので紹介したい。
人は失敗から学ぶ
我が家の麦茶ポットは大体2Lくらいの大きさである。対して息子の水筒は大体0.5L。だから1回麦茶をつくれば4回分(4日分)になる。事件が起きたのは2025年2月下旬。水曜日に麦茶をつくって、水木金と3回分の麦茶を消費。残りは1回分なんだけど、その1回分を残したまま土日月の3連休に突入したのだ。普通だったら3連休のうちに消費されると思うんだけど、まさかの麦茶には全く手をつけずに月曜日を迎えた。「さて!まずは息子の麦茶を用意するか〜」なんて感じで麦茶ポットを手に取ろうとしたが、ふと手が止まる。「そういえばこの麦茶中途半端な量でずっと残ってるな、、、しかもパック入れたまんまじゃん、、、」。イヤな予感が的中する。麦茶ポットの底を見て後悔する。そこにいたのはそう、ヤツである。「カビ」だ。
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何がいけなかったのか
かわいい子どもたちにカビ麦茶を提供することなどあってはならない。カビを発生させないためにも何がいけなかったのか振り返ることにした。
すぐに飲み切る意識の欠如
非常にシンプル。すぐ飲み切らずに放置しておけばカビが生えるのは当たり前である。じゃあ手作り麦茶はどれくらいの期間であれば安心して飲めるのか。
水出しで作った麦茶は、冷蔵庫内の保存でも2日程度(麦茶を作った日とその翌日)にお飲み下さい。沸騰させて作った場合も冷蔵庫内の保存で長くて3日くらいを目安としてください。沸騰させても保存料など加えていない飲料のため、お早めにお召し上がりいただくことをお勧めします。また使用した容器は十分に洗ってからご利用ください。
https://www.hakubaku.co.jp/customer/faq/50/#:~:text=%E6%B0%B4%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%A7%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%9F,%E3%81%A6%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%94%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82
2〜3日、、、。ものにもよるけどスーパーで買ってきた生肉や生魚の消費期限が大体2〜3日である。それと手作り麦茶が同等とは到底思えないし、思いもしない。けどそれが現実らしい。麦茶は繊細。
麦茶の消費量減少
夏は麦茶をゴクゴク飲んでいた。喉が渇いたらとにかく麦茶。だから消費量も多く、2〜3日で麦茶ポットは確実に空になっていた。だが秋になって肌寒くなると消費量が減る。そして冬になると息子に水筒を持たせる以外に麦茶をめっきり飲まなくなった。消費量が減ったら、麦茶を作り直す回転率も下がる。回転率が下がれば麦茶がポットに残され、カビ発生リスクも高くなる。
麦茶パックを入れたままにした
麦茶パックを入れっぱなしにしてしまうのはあるあるだと思ってるんだけど、どうだろうか。実は麦茶パックの入れっぱなしは麦茶の品質的にも衛生的にもよろしくない。
「成分をしっかり抽出したい」と思って、水出しや煮出しに使った麦茶パックを容器に入れたままにしておくと、麦茶の品質が損なわれてしまいます。理由は、雑菌が繁殖する原因となるデンプン質が多量に染み渡ってしまうからです。パッケージに記載のある推奨時間に準じて水出しや煮出しをしたら、パックは必ず取り出しましょう
https://www.tealife.co.jp/user_data/tealifefan/column/barleytea#:~:text=%E9%96%8B%E5%B0%81%E6%B8%88%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%81%AF,%E3%81%9A%E3%81%AB%E5%BB%83%E6%A3%84%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%80%82&text=%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%80%81%E7%B5%8C%E9%81%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%95%B0%E3%81%AB,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
まあいいかと放置しがちだけど、カビのことを真剣に考えるなら、役目を終えた麦茶パックは必ず救出してあげてほしい。
どう対処していくか作戦を考える
前述の通り、麦茶パックを必ず救出するのは当たり前として、他にもどんな対策があるか私なりに考える。
案1. とにかく早く飲み切ることを意識する
具体的な対策と言えるかどうか微妙だけど、今回のカビ発生事件を機に、とにかく麦茶は早く飲み切ることを意識する。麦茶が残りそうなら容赦なく捨てる。
また可能なら麦茶の作成日を分かるようにしておくのがいいのかなと考えている。具体的には養生テープにでも日付を書いてポットに貼り付けておく。いつ作った麦茶なのか分かるようにしておく効果は大きいはず。
案2. ポットのサイズを工夫する
大きい麦茶ポットほど飲み切るのに時間がかかる。だからそもそもの麦茶ポットを小さくすれば麦茶を作る回転率が上がって、カビが発生する前に飲みきれるんじゃないかという話。
案3. 水筒用麦茶パックにする
どうしたらいいか作戦を考えるうちに、マイボトル用の麦茶パックの存在を知った。時間があれば水筒で水出ししておいて麦茶パックは救出したうえで水筒を持たせる。もしくは水筒に水と麦茶パックを入れて持たせる。仮に麦茶パックは入れっぱなしでも必ず1日のうちに飲み切ることが確実。通常の麦茶パックよりは少し割高だけど衛生的なのと手軽さがかなり良さげ。
案4. 粉末麦茶を買う
これまたどうしたらいいか作戦を考えるうちに、粉末麦茶の存在も知った。マイボトル用麦茶パック同様に少し割高だけど、より衛生的なのと手軽さがかなり良さげ。粉末を若干ケチって薄いお茶にすれば少し割高感を抑えられる。
案5. そもそも麦茶を作らない
この作戦が1番安心安全かつコストもかからない。麦茶を飲んでいる人は麦茶から栄養素を摂取しようと考えてるだろうか?いや考えていない(たぶん)。とりあえず味がついてて、カフェインも入ってなくて、飲みやすいから飲んでるはず。
それなら特にこだわりがなくて、水分を摂取するという目的を果たせるのであれば何でもいいよって人は「水」でいいんじゃないだろうか。麦茶を作る手間も、麦茶パックを救出する手間も、麦茶ポットを洗う手間も、カビを発生させる心配もない。
夏の時期には熱中症予防で麦茶のミネラルがいいんだよ〜と言われれば、まあ水よりはいいかもしれない。だが、そもそも麦茶には塩分は含まれていないので本当に熱中症予防になるのかどうか判断難しいところ。
そんなに熱中症気にするならスポーツドリンクでいいのでは?って思ってしまう。
まとめ|冷蔵庫保管だからと油断しない
今回の麦茶カビ事件を機に、麦茶パックから作った麦茶に対する意識が大きく変わった。「冷蔵庫に保管してあるし大丈夫だろう」という意識でいるときっと私と同じ経験をすることになりかねない。
『作った麦茶は2〜3日飲み切る』
重ね重ねの説明になるけど、スーパーで買ってきた生肉や生魚の消費期限が大体2〜3日。それと手作り麦茶が同等とは到底思えないし、思いもしない。けどそれが現実らしい。
安心安全の麦茶を楽しむためにも参考になれば幸いである。